パワーアンプの台
オーディオ機器、スピーカーなどで無垢材の台をご依頼いただくことが
時々あり、今回はパワーアンプの台でご依頼いただきました。
ストックの塊材の中から、
希少な塊材を選んでいただき台に仕上げさせていただきました。
滅多にない、楠のこのサイズの塊。
依頼主と私たちも、やはりこれでしょ、とほぼ即決。
既に材の時点で、迫力と存在感が別格で、
この楠の存在感を殺さない、生かす仕上げに尽力しました。
置くだけで絵になる楠のインゴット。
実は見えなくなってしまいますが、
天板面も見所が。
カンナで丁寧に仕上げてあります。
納品先は昔からお世話になっている、
裕建築計画の浅井さんのオフィスの応接スペース。
古いマンションの一室をリノベされた空間に
アンティークの北欧家具たち、
ハイセンスなグリーンにビンテージのキリム。
それらのインテリアにすっと馴染んでしました。
アンプとのバランスを考えつつ、
角に木の皮を残し、片側だけ斜めにカット。
唯一無二の台に仕上がりました。

